革素材には、植物タンニン(植物から取れる渋成分)によってなめされた上質のヌメ革を使用しています。染色後、蜜蝋と松脂、椿油、ホホバオイルなどを独自の割合で調合したものを熱を加えながら浸透させてHazamaLeatherオリジナルの革を育てていきます。使い込むにつれて艶が増し、色にも深みが増してきます。
染色には、拭き染めという技法で、パーツごとに手染めで染色しております。なめしの工程で革丸ごと染料に浸されて色づけされた革には無い独特のムラ感が特徴です。
HazamaLeatherでは時間と手間を惜しまずコバを仕上げています。コバとは、革の裁断された面のことで、そのままでは毛羽立ったり角から痛んできたりするので何らかの処置をする必要があります。 一般に大量生産されている既製品はコバ用の樹脂を塗るか、へり返す(折り返すこと)だけで終わりなのですが、当工房では、まず専用の工具で角を落とし、染色後、「やすり→ふのり付け→磨き」の工程を繰り返して仕上げております。大変手間のかかる作業ですが、何とも言えない味わい深い艶に仕上がり、丹念に磨くことで強度も格段にアップします。また、樹脂のように上から塗っているのではなく、ふのりを「浸透させて」磨いているので使っていくうちに剥がれたりすることもありません。